昨日の夜、歯磨きをして、
鏡の前で、恥ずかしながら、白髪を発見して、見入っていた。 お部屋に戻ってくると、旦那様がベットで何やら真剣に見ている。 それは、星野道夫さんの写真集、〔星のような物語〕だった。 ずっとお家にあったらしいけど、たくさん写真のある本棚から、 抜き取ったこともなく知らなかった。 アラスカの大地、自然や動物のいとなみが記録されている。 本の中に、アラスカの世界が広がっていた。 空の表情も、動物の表情も、自然の表情も、 心を鷲掴みにする。 星野さんは、アラスカに住んでいたと聞いた。 この大自然の中で、人間が住んでいくのは、過酷だと思った。 でも、本来、自然と共存して、生きていくのが自然。 私達の日頃使う チュラルな感じ。ナチュラルメーク。自然派。 これは柔らかいイメージ。 住む場所や、人の生活で、nature は、変化するんだ。 この中の写真は、しっかり自然と共存して、地に足をつけていないと 生きていけない感じ。 生を、すごく感じる。 アラスカで、他の人の見ることの出来ない景色や、動物の姿を、 見続けた星野さん。 どうしても魅かれる何かを、そこに感じたのかな。 その情熱が、その写真集には詰まっていて、 情熱に、感嘆させられた。 何に熱くなるか、何を続けていけるか、 脚光を浴びる瞬間は、一瞬かもしれないけれど、 一瞬の裏側の背景には、必ず答えがあるんだ。 文章から 人は生きているかぎり、夢に向かって進んでいく。 夢は完結することはない。 しかし、たとえこころざし半ばにして倒れても、 もしそのときまで全力をつくして走りきったならば、 その人の一生は完結しうるのではないだろうか。
by matirda_mi
| 2006-11-29 20:52
| FEEL
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